今年に入ってもう3度めになるだろうか・・・。
めったに使用しない2階ベランダに、
定期的に降ってくるものがある。
・・・。
雛・・・。
コゲラかムクドリか・・・。
よくわからないが、
気がつくとベランダの排水口付近でぎゅ~ってしている。
おそらく、瓦の屋根とそこに設置されているソーラーパネルの間に
巣があるものと思われる。
豪雨になると中を滑り落ちてきてしまうのか、
もしくは雛が勝手に飛び出してしまうのか・・・。
1匹目は巣立ちのタイミングで、飛び方を失敗したものとおもわれる。
かなり大人な感じになっていた。
それでも、なかなか飛び立てなくて、
でも餌はもらいたから
ギーギーピーピー朝から鳴いていた。
モラトリアムなのは人間だけじゃないんだなぁって思った。
2匹めは、朝は生きていたという子どもの証言があった。
ただ、おそらく落下した時に怪我をしたのだろう。
残念ながら翌日には冷たくなっていた。
助けられない命というものもある・・・。
そして3回目はなんと2羽!
これは、まだまだ雛鳥全開な感じ。
パッと見、口しか顔にはついてない。
見ると2羽とも震えながらビービー鳴いている。
親鳥は認識しているようなので様子を見ているが・・・。
排水口の位置が隅だということなのだろうか、
そこに集まっている。
大雨が降ったら、きっとビッしょになってしまう。
親鳥が餌を運んできているようだし、
夏で寒くもないだろうから様子を見ているが・・・。
手を貸してやりたい気もするし、ほっておいたほうがいいようにも思う。
鳥だから助けてくれともいえないし、そう思っていないかもしれない。
何れにせよ、親鳥がいる限りはこちらとしては手は出せない。
・・・人間の社会も同じ。
小学1年生がモヒカン金髪にしてきたとしても、
親に「うちのポリシーだから!」と言われると教員はもう何もできぬ。
例えその子が、それによっていじめにあったとしても、
いじめにあわないような配慮はできても、強制的に髪型を変えるわけにはいかぬ。
さて、親鳥が喜ぶケアってなんだろう。
と、ここ数日考えている。
言葉を有している人間でさえ、思いを伝えるのは難しいのに、
相手が鳥では・・・。
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