長野県PTA連合会に直接かかわるようになってから、
もう3年が経過する。
よく考えてみれば、
コロナ禍ということ、
長野市に集合しなくてはならないこと、
長野県PTA連合会の会議は必ず平日に実施されること、
夜に佐久穂学習倶楽部の授業があること、
私個人が夕飯を極力食べない生活を送っていること、
素朴にお酒が飲めないこと・・・
などが相まって、
長野県PTA連合会の懇親会に
1度も出席したことがなかった。
4月2日に、
お世話になった事務局の先生たちが退任されるとのことで、
長野市は善光寺近くの萬佳亭で行われる
送別会に参加してきた。
幹事側にお気遣いをいただいたのか、
その時は昼食を中心としての懇親会であったことも幸いした。
事務局の先生は退職校長がその任についてくれるのが通常。
校長を退任してから長野県PTA連合会事務局に勤務。
で、その事務局をこの度退任し、
1人の先生は、今後、自分の夢を追って、
ドイツに行かれるとのことだった。
今回はこの先生へのちょっとした思いを書く。
ドイツの日本学校へ勤務されるというバイタリティあふれる人だ。
そんな方だったからこそ、
まったくと言っていいほど、
過去の経験が役に立たないこのコロナ禍でのPTA活動で、
熊谷弘会長とともに、
是非はともあれ、
新しいことに取り組んでこれたのかもしれない。
長野市の桜は満開だった。
今年の春は早い。
風は肌寒いが、
数日後にドイツに旅立たれる先生にとっては、
日本の桜の風景を目に焼き付けることができる
よい機会になったことだろう。
集まった現・旧PTA連合会役員は、
口々にその先生たちのよいところを語った。
エピソードは様々だが、
そこに統一して流れていたのは、
人のことを悪く言わない!
ということであった。
どの世界にも、
とくに政治の世界はそうかもしれないが・・・
とかく人を悪く言って自分を高める手法を多用する人がいる。
これ、教育業界であっても、もちろんそういった人はいるわけが、
ことこどもへの指導という観点でいえば、
まず、容認してはならない手法のひとつであるといえる。
なんなら、
直接暴力を振るう人よりも問題である。
ある意味、今の何処かの大国のリーダーと同じで、
そういう人は、
自分の正義を信じてやまないという病を負っている。
そのため罪悪感が実際の暴力を振るう人より少ないうえに、
みんなのためにそれをしていると本人は大真面目だが、
気がついたときにはみんなからそっぽを向かれていることがよくある。
実はそっぽを向いている人も、
自分は正義であると、
あいつが悪いのだから相手にしないのだ・・・ということになり、
これはこれで、実は同じ病にかかってしまう。
もはやこれでは負の連鎖しかうまない。
それが経験則でわかっているから、
多くの常識的な教育関係者はそれを嫌うのだと思う。
とはいえ、
それを地で体現できる人は、
当然ながら聖者でもない限りそうそういるものではない。
当然ながら私もそんな聖人君子ではない。
だが、ドイツに行かれる先生はその稀有な例なのだろう。
60歳をすぎても、
他を悪く言わず、
かつ自分の人生に前向きに挑戦していく姿は、
本当に尊敬に値する。
はじめてちゃんとした長野県PTA連合会の懇親会に参加したが、
実に学びの多い1日であった。

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