東信大会の話題を前記事に書いた。
ここでふと思う事があったので書く。
私が塾講師をしていたときの時間的な長さでいうと、
圧倒的に松本市に勤務していることが多かった。
もう、20年ぐらい前になるか・・・。
その時も当然、6月になると中学校体育連盟の大会があって、
勝った、負けた、これからは高校入試に切り替える・・・
なんて話を毎年毎年していた。
松本市近辺の中学生は、多分にもれず、
中信大会松本地区予選で敗退し、中信大会にも進めず、
進出できたとしても中信大会では勝ち進めず、
6月の終わりには運動部を引退する生徒が9割方だった。
さて、佐久穂中学校のある佐久地区予選の、
それこそ今!について話を戻す。
例えば私の息子が所属している男子ソフトテニス部。
団体戦において佐久地区予選を通過し、
東信大会に出場できるのは8校となっている。
が!
佐久地区予選に出場している中学校は9校・・・。
つまり、予選を通過できないのはたったの1校ということになる。
気がつけば、
サッカー部や野球部のようなメンバーを多く必要とする種目に至っては、
すでに佐久地区予選は実施されておらず、
上田小県郡・・・いわゆる上小地区と一緒になって、
いきなり東信大会を開催するようになっていた。
20年前の松本で働いていたときの感覚とは、
それはそれはかけ離れたものになってしまっている。
これが、佐久地区に限ったことなのか、
それとも東信地域全体のことなのか、
はたまた長野県全体の傾向なのか・・・
は調べてみなければわからないが、
男子ソフトテニスの東信大会を見てきた、
その肌感覚だけでいうと、
どうも、佐久市や南佐久郡でその傾向が顕著な気がした。
上田と名のつく中学校は部員数もそれなりにいて、
また、団体戦出場者もほぼほぼ中学3年生が占めていた。
つまるところ、こんなところにも現実問題として、
人口格差の現象が現れているのだといえるのではないか。
もっというと、
部活動という限られた範疇においても、
・・・いや限られた範疇だからこそか・・・
人口が少ないという状況は、
強い団体を形成できないという状況に直面し、
さらにそれを通り越して団体として存続できない・・・
という究極の結末を迎えることになる。
人口が少ないからいけない!
というつもりは毛頭ない。
そりゃ、人口が多いほうが有利な点が多いのは確かだが、
問題なのは、
戦後、人口が異常な増え方をした日本が、
まぁそれなりの人口規模になってきた昨今、
その異常な人口を基準にできあがった社会システムでは、
不具合が多く生じるということを、
人口減少のせいにしすぎている!
ということなのではないかと思う。
変な言い方になるが、
病気や怪我はそりゃいけないから、
予防したり治療したりしなくてはいけない。
でも、年をとってしまった今の現実を、
嘆くだけではなく、
そこにそった幸せのカタチを見つけていくこと
は、予防や治療よりも、
無下にしてはいけないことだと思うのだ。
佐久穂町近辺に具現化する人口の問題。
それは減っていることが主たる問題なのではない・・・と、
極論すれば、私はそう思っている。
減ることによって社会システムに不具合が生じていることにこそ、
主たる問題があり、
その問題のすり替えをすることで、
本質的な問題解決にいたる道を狭めてしまっていること
それこそが問題なのだ。
さてさて、
中学生の部活動のあり方に関する大きな問題。
そこに、長野県教育委員会はどうメスをいれていくのか?
そしてその問題の最前線たる南佐久郡は、
そして佐久穂町教育委員会は、
どのように今の現実にあった形に思考流転の態度をとっていくのか?
これは大きな問題である。

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