以前にも参加したこどもセンター(仮)のワークショップ。
こどもセンターについては現在、
プロポーザル方式
つまり、プレゼンテーションと金額の両方を視野にいれての
入札により設計事務所が川辺設計事務所に決まり、
図面での案がつくられたところ。
来春、4月には建設を終了させて動き出したいらしい。
そんな状況の中で、
今までのワークショップに参加した人を対象に案内が出されて、
現在の図面を見ながら情報共有をしようという場がもたれた。
これはとてもいいことだね。
世の中、アンケートやらなんやらをやるだけやっておいて、
情報のリターンがないことが多いしね。
アンケート取ったからって、それだけで不満のガス抜きができる時代でもないのに。
ともあれ、その情報交換。
中央には設計案をもとにした模型が置かれ、
・・・ああいった模型っていくらぐらいかかるものなんだろう・・・。
その金額も予算に組み込まれているんだろうなぁ・・・。
で、図面とプレゼンテーションの画面をもとに説明された。
あくまでも現状の案だということはご了承願う。
元中央小学校の昇降口を「つながりカフェ」という名前で、
オープンスペースとして使う。
中庭を遊べるような場所にする。
北側の校舎の昇降口に近い方に自習室にも使える講座室、
遠い方に、今後、乳幼児健診をおこなえるような部屋を配置。
南側校舎は現在のまま学童と児童館が使う。
2階については財源がないので保留。
ずっと主張してきているラーニングモールももちろん保留。
一応、「塾に貸し出す」というアイデアは言葉にされていたが・・・。
個人的な感想、もちろん設計士さんにはそれは伝えたが・・・。
トイレの使い勝手が悪い。
これが一番。
後は、仕方がないことだが、管理上ということもあって、
すべての施設の入り口が現在の児童館の入り口になるということ。
このために、図面を見ながらイメージしてみたが、
人の動きがイメージしづらい。
人が利用しようとする心のハードルが低いとは言えなさそうだ。
今回は予算が先。
国から交付されることが決まっているので、
若干仕方がないところもあるが、
私個人としては、
ソフトの企画があってこそのハードであると強く思っている。
特に、今の時代はソフトに対応するかのようにハードが進歩しているし、
技術的にハードが間に合っても、やはりソフトが充実しなければ、
現実的に実行に移すようなことはしていないと思う。
最低でも、こどもセンター(仮)のソフト面である、
人員配置予想と休館日・営業時間ぐらいは定めておかなければ、
建物のデザインイメージですら、とてもじゃないけど作れないんじゃない?
断片的なアイデアだけで、「こんな風につかえたら・・・」っていうのは、
パソコンやプリンタ・タブレットなどのAI機器を買うときに、
よく失敗するパターンに似ている。
あれもこれもできるけど、
一番やりたいことがスムーズにできない・・・みたいな。
仕方ない一面があるのは認めるが、
この「仕方ない」が、
今後の運用面でのハードルや、こども課への要望、新館長への期待を
否応なしに引き上げることになる。
頑張れ!
広報調査特別委員会まであと3日
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