スポンサーリンク

令和7年度長野県前期選抜倍率発表と地域高校の行く末?

2月5日は長野県高校入試における

前期選抜の出願締切日。

夕方には前期選抜の倍率が発表された。

 

令和7年度の志願者予定数16,325人に対し、

前期選抜出願者は36.1%の5,869人。

全日制課程のみでいうと全体倍率は1.31倍となっている。

前年度が、前期選抜出願者率32.6%なので増加傾向かと思いきや、

前年度前期選抜倍率が1.41倍で今年度が1.31倍!

つまり募集人員の枠が拡大したといえる。

特に普通科などは昨年度1,084人の募集人員が、

今年度は1,356人に増加している。

長野県高校入試の形が変化しているということだろう。

 

さて、佐久穂町がある第2通学区の倍率は以下の通り。

昨年同様、普通科では蓼科高校・軽井沢高校・小海高校が、

定員割れを起こしている。

この3校については、各地域における唯一無二の存在でありながら、

効率という観点においては、

存続の危機に直面し続けている高校である。

今後、国政において高校無償化が実現した場合、

これらの高校は、より存在意義を問われることになり、

高校無償化によって地域高校の廃校が現実的になるに違いない。

 

新たな存続意義をつくりだすために、早急に、

各高校やその高校を支える地域、OBOGなどは、

対策をねる必要があるのではないか?

 

野沢北高校の理数科は、前年度はなぜか定員割れだったが、

今年度は順当な数値に戻っている。

佐久平総合技術高校や小諸商業高校などの職業科も、

時代なのだろうか、思った以上に人気があるように見える。

後期選抜前に入学を決めたい生徒保護者と、

いわゆる青田買いをしたい職業科をもつ高校との、

利害関係が一致したといえるし、

その傾向は年々強くなっているように感じられる。

 

さて、今年度の長野県前期選抜の、

試験日は2月10日、発表日は2月19日となっている。

前期選抜はその制度上、

今年度から簡単な学力検査が加わったとはいえ、

ほぼ内申点でその優劣が決まりやすい。

つまり母集団の内申点の様子に左右されるので、

正直なところ、運に左右される。

 

ここで不合格であったとしても、

それはどこまでも運の問題であって、

後期選抜へマイナスの影響がないようにしたいところだ。

 

以下、その他の倍率一覧も載せておく。

 

 

本日、議会活性化特別委員会活動

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました