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選挙運動費用収支報告書!

投票が終わり、

当落の結果が出ても、

実は選挙は終わってはいない。

 

なぜなら、

選挙運動費用収支報告書

というものを提出しなければならないからだ。

 

これがなかなかの大仕事だと、他のブログでよく見かける。

要するに選挙運動に関わった収支報告をまとめて

地方自治体に報告しなければならない。

だから普通は、候補者以外に

出納責任者

という人をおいて、

その人の責任において選挙運動の会計を行うのが普通。

それほどの大仕事だということになる。

 

私の場合は、私が出納責任者。

いや、だって出納責任者をおくだけで、

組織になっちゃうし、会計が複雑になるからねぇ・・・。

それに、

登録上は自宅だけど事務所はあってないようなものだし、

人件費の発生する運動員を使っているわけでもないし、

運動員がいないからそれに伴う弁当なんかもない。

選挙カーを出しているわけではないから、

運転者などの人件費やガソリン代もかからない。

寄付の件数だって少ない。

選挙運動の費用としてかかったのは、選挙用はがきと選挙用ポスターぐらい。

だから、収支報告自体の項目が少ない。

だから、私でもなんとか・・・。

 

でも、他の方々・・・

特に町長候補者のお二人は、とても大変だろうなぁって思う。

この収支報告をまとめる出納責任者は、実は選挙後の主役なのではないかとさえ思う。

おつかれさまです。

 

以前もはなしたとおり、

寄付って一口に言っても、現金だけじゃないから困る。

備品や建物の無料提供も、これは寄付という項目に当てはまる。

町からもらった収支報告書の書き方の見本では、

30000円寄付  机3、椅子10、1日3000円×10日 備品借上料無料

とある。

金銭的な収支報告書だけなら、報告書も書きやすかろうと思うけど・・・。

 

何でそんなものを出すのか?

理由は色々あるだろうけど・・・。

まず考えられるのは、

選挙運動にお金がどのように関わっているかを明確にするため。

要するにクリーンな選挙ってやつ。

そして、もう1つ考えられるのは、公的負担の関係。

以前にも書いたけど、

選挙運動にかかった費用って、

選挙公費負担制度ってやつで

地方公共団体がその費用の一部を負担することになっている。

あぁ、もちろん公のお金・・・税金と言ってもいいかな。

だから、収支を明確にする必要がある。

 

ただし、この制度は市以上の規模の地方公共団体においてしか適用されない。

そういった意味で、私の場合は、

皆様の税金を使いたくないから、小規模の金をかけない選挙運動を

残念ながらやっていたわけではなく、

いや、気持ちはあるよ、当然。

でも、そうではなく、

単に貧しかったから、お金がなかったから、

そういう選挙運動を選択したに過ぎない。

 

さて、今、選挙運動真っ盛りの佐久市。

佐久市は市だから、選挙費用公的負担制度が適用されると思う。

いま、一生懸命走っている選挙カーのガソリン代や

ポスターの印刷代など、

その制度で費用を負担されながら選挙運動が行われている。

そこをあえて明確にして、有権者や市民の皆さんに、

それでも自分なら佐久市を変えていける!

って訴える候補者はどれぐらいいるんだろうね。

 

佐久市の皆さんも、一度、選挙費用公費負担制度は調べてみた方がいいと思うよ。

国政選挙なんかだとビックリするから・・・。

 

ちなみに、私は、制度の理念自体に反対はしていません。

お金を持っている人でなければ

選挙に出られない、選挙運動ができない、当選しない・・。

では、多様性の共存を旨とする民主主義にそぐわないから。

でも、現実はどんな感じなんだろうね。

 

そういった意味では、

お金をあまり使わないで当選できたのは、

とても喜ばしいことだし、

そういった思いを持っている賛同者がいてくれるのだと信じたいところかな。

へ?いくら使ったかって・・・?

それは、収支報告書が受理されてからね。

 

佐久穂町町議会議員になるまであと4日

 

 

 

 

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