5月28日の朝、
佐久穂小学校PTAと佐久穂中学校PTAで連携して、
あいさつ運動を実施した。
少し早めに行ってスクールバスの様子なども見ていたが、
早いところでは7:00ちょうどぐらいに、
最初のスクールバスが到着した。
聞いてみると、大日向方面で、
乗車が6:45ぐらいだという。
こんな朝早く来ているんだ・・・と思う一方で、
朝部活をやっていたころは、
中学生はこのぐらいの時間には、
ワイワイ来ていたんだろうなぁって思う。
そして、思うのは、
朝ごはん、ちゃんと食べてきてるかなぁ・・・
ということだ。
話は少し変わって・・・
川崎市で痛ましい事件が起こった。
こういった事件が起こるたびに、
教育現場は改めてその安全についてを再検証することになるが、
極端なレアケースをカバーするためのシステムというのは、
時として、ノーマルケースの危機管理能力さえ劣化させ、
システム全体のバランスを崩してしまうことがある。
そこを思考から外してしまう例を、
最近、よく見かける気がするから、
余計に心配だ。
どこにでも危険というのは潜んでいる。
もちろん野放図にその危険性をあらわにしておくべきではないし、
しかたがない、運が悪い・・・で片付けるつもりは、
毛頭ない。
だが、
それらの状況をなんとかしろ!
とだけ言うのはどうかと思う。
なんとかする案を提示するとか、
自分が率先してその活動をするとか・・・
そういったことを気軽に行える世の中にしたい。
いわゆる国会議員にしろ地方議員にしろ・・・が、
ここぞとばかりに一般質問で、
こういった事件に絡めて、
質問を繰り広げるのを見ると、
正直、
事件が起こった当日・翌日にすぐさま、
これは一大事と、
現状のシステムや安全性を担当課に聞きにいき、
状況を確認した上で、
今後の提案をしてきたのか?
と聞きたくなる。
その上での一般質問ならいいが・・・。
でも、
わざわざ、一般質問の日までネタとして温めておき、
ここぞとばかりに議論を展開するのならば、
事件から一般質問の日までの間に、
そういった痛ましい事件が繰り返される可能性を、
無視していたのではないか?
とすら、
私は懐疑的に見てしまう。
現実的な話、
佐久穂町のスクールバスについては、
基本、大人は運転手のみという、
全国的にごく普通な状態である。
だが、それを学校側では、当然、ベストだと思っていない。
だから、せめて、
乗降車時の見守りとしてのボランティアを、
学校応援団に依頼している現状だ。
また、
佐久長聖中学校に勤務していたときも、
スクールバスというのは、
運転手以外に誰か大人が乗っていないと、
乗車マナーが悪くなってしまうということはよくある。
これも、佐久穂小中学校のスクールバスとて、
無視できる問題点ではないだろう。
今後、運転手以外に誰か大人が乗車するという手段も考えられるが、
そこには人件費の問題や、
その人の人間性の問題などもついてまわってくる。
なにごとも塩梅というのが難しい・・・。
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