古いパソコンというのはどうにもならない。
処理速度や容量の問題が一番なのだろうが、
それは処理速度や容量そのものの問題ではなく、
パソコンの性能が上がっていくことを前提とした、
ソフトウェアの肥大化が問題なのではないかと思う。
何を言っているかわからない人もいるかもしれない。
例え話をしよう。
結婚して、子どもが増えて、ものが増えてくる。
おいそれと捨てられない・・・
もしくは捨てることに勇気が必要なものが増えてくる。
そこへひょっこりと大きい家に引っ越せる機会が来た。
自分で荷物を整理するならともかく、
すべて引越し業者にやってもらうと仮定して、
しかも新しい大きい家には現在のものが十分に入るとしてだ、
誰が自分の持ち物を選別して捨てたりするだろうか?
おそらく誰も本気でものを減らそうとは思うまい。
例えばだ。
作業をするスペースがギリギリの机があったとしよう。
仕方がないから片付け片付け、スペースを空けて作業をする。
その机の作業スペースが2倍、3倍になったら・・・
おそらく片付けることはしないまま
作業を続けるに違いない。
私がパソコンの進歩に感じているのはこういったこと。
もちろん、家が大きくなれば大型の家具や電化製品が置ける。
もちろん、机が大きくなれば今までできなかった作業ができる。
それは事実。
でも、パソコン上で私が行なっている作業が
それほど進歩しているかというと・・・。
と、なんでこんな話しなのか・・・。
実は結婚する前に買った愛着のあるノートパソコン、
富士通のFMV−BIBLO、型番でいうとFMVMG70Kを
復活させようという試みを以前にした。
ウインドウズXPを消して、LINUXBEANというOSを入れて、
とりあえずインターネット・文書・表計算ができるようにはした。
ところでなんで愛着があるのかというと、
当時20万もしたから・・・というのはおいておいて、
実はこのノートパソコン、大きめの割に軽い!
それなりの能力があるくせに持ち運びに便利なのだ。
ところがここで大問題が生じた。
稼働できるぐらいにはなったものの・・・
外で作業をするには・・・。
そう。
充電が十分にできないのだ。
昔のノートパソコンというと明らかに充電の劣化が激しかった。
あっという間に外で持ち歩きできなくなるぐらい消耗する。
軽い!というメリットは、
持ち運んでこそのメリットなので、
充電が十分にできずに
電池のみの稼働では使い物にならない!
というデメリットは、
残念ながらメリットを覆い尽くすに十分な破壊力を持つ。
ということで、充電の復活方法を試みることにした。
それは・・・
冷凍して解凍するとちょっとは充電池がよくなる作戦!
まずジップロックなどの袋に入れて冷凍する。
本当は何日という長さでやるのがいいのだが、
実験だから12時間ぐらい。
で、取り出して水気が入らないようにして、自然解凍。
リチウム電池は濡れると本当に危険だから、
真似しちゃダメだよ。
で、本当はこのあとに
バッテリーリフレッシュと同じ効果のあることを数回やるんだけど。
今回は実験なので、それはやらずに使ってみた。
・・・確かに以前は電源を繋いでいない状態では、
10分も持たなかったのに、
現在は50分ぐらいは持つ。
・・・これは効果があったのか?
それとも体感の勘違いか?
今度、時間があるときにはより効果が高まる手順で、
じっくりとやってみようと思う。
これで、1〜2時間ぐらいパソコンが動くのであれば、
外出先でブログの更新ができるってもんだ。
最後に、危険な行為のようだからやらないように・・・。
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