8月23日は一般質問の通告の締め切り日だった。
地方議会における定例会では、
地方自治法自体には定めがないのだが、
申し合わせのように一般質問が行われる。
地方議会議員が地方行政に対し・・・
なんていうのかな?
質問の形で、物申す機会とでも言おうか・・・。
ちまたでは、
それが地方議員の大きな仕事の1つとして認識されているようで、
一般質問が全くない地方議会も実際には存在して、
それを弾弓するといった論調で新聞に書かれていることもあるぐらい。
一般質問が地方議会議員の仕事として、
どのような価値と大きさを持つかについては、正直自分自身固まっていない。
世間一般としては、議論になりえないほどその価値は大きくとらえられていて、
地方議会議員の存在意義とまで思っている人もいるかもしれない。
それをどうのこうの言うつもりはとりあえずないし、
議論したとしても、結論を出す必要性自体をあまり感じない。
ただ、個人的には、
一般質問というのは、存在意義ではなくて、ツールだと思っている。
話を戻そう。
一般質問するにあたっては、
やはり事前に行政側にその内容を伝えておかなければならない。
びっくり箱のような題材や内容を持っていって、
答弁する側を困らせて悦に入る・・・
そんなことをする意味は、自己満足以外にないからね。
だから、答えてもらいやすいように・・・
もっというと、更に深くまで、
構想や今後の予定、考え方を公式発言として聞けたほうが、
より価値があると思う。
その行政側に事前に一般質問の内容をお知らせしておくのが通告。
だからその通告に従って、行政側は答弁の準備をするわけだ。
・・・色々書いたが、
ようするに言いたいことは、私は9月定例会で一般質問をするわけだ。
・・・はじめてなわけだ。
・・・緊張するわけだ。
他の議員の方が、自分の与えられた時間なわけだから、
良識の範囲内で自由にやればいい・・・と言ってくれた。
全くそのとおりだとは思うけど、
やっぱり、だからといって緊張がほぐれるわけではない。
教員のときによく言っていたことがある。
緊張をとる方法なんて考えなくてもよい。
緊張しないわけないし、緊張をとることに注力したのではもったいない。
逆に、日頃から緊張状態を作り出して練習すべきだ。
リラックスしたらできる・・・という状態というのは、
その程度の価値しかない。
ディフェンスがいなかったら100%はいるシュートは、
真ん中のストレートなら必ずヒットを打てる技術は、
肩の力を抜いて数学の問題を取り組むときのひらめきの良さは、
本番では通用しない。
でも、ほとんどの人が、そこを起点に考えるから、
リラックスしていたら「できるにちがいない」自分を起点において対策を練るから、
実はそれは、「できていないのだ」ということに
結局、気が付くことなく、よい結果が出ない。
だから、日頃の訓練自体にこそ、緊張状態を作り出し、
どうせやるなら、
緊張状態であってもできるようになる訓練をすべきだ。
ディフェンスをつけてシュート練習をするべきだし、
色々なコースや球種がある中でヒットが打てるようにするべきだし、
時間を区切って、切羽詰まった状態を作って問題演習をやるべきだ。
そんな言葉がけをしたのを思い出して、
改めて自分に言い聞かせている。
そして、更にあらためて、
自分の言っていることって難しいことだなぁって思う。
間違っているとはおもわないけどね。
9月定例会まであと14日
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