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令和5年度9月定例会閉会と陳情不採択の理由!

9月22日に佐久穂町議会9月定例会は閉会。

採決結果は、

陳情1件を除き、全員賛成にてすべて可決・承認された。

 

ちなみに陳情1件というのは、

健康保険証の存続に関する意見書の提出を求める陳情書。

 

私は、総務文教常任委員会でも本会議採決でも、

採択に賛成しなかった。

全体的にも委員会・本会議とも賛成少数で不採択となった。

 

理由はいくつかあるが、

まず、佐久穂町議員である私個人の、

特に陳情や請願に関する採択基準に少し触れておきたい。

 

まず、大前提は、

陳情・請願は住民の思いを届けるものだということ。

 

他の条例や予算の案件に関しては、

私の政治的信念や政治的な思考をその判断基準にするが、

陳情・請願については、それを少し脇に置いておくようにしている。

つまり、少し変な言い方であるが、

その住民の思いを国などに届けるだけの何かがあるか?

という視点でその判断を行っている。

別の言い方をすれば、

提出された陳情・請願に説得力があるか?

という観点で判断していると言ってもよいかもしれない。

ようするに納得度ということになるか・・・。

 

以前、給食費無償化を要望する陳情書が、

佐久穂中学校PTAから提出されたことがある。

 

私個人の政治的な信条から言えば、

給食費は基本、有償であるべきだと思っている。

もちろん給食費が払えない家庭に対する支援や、

ネグレクトなどを受けているこどもに対する食事のケアは必要だが、

基本的には有償こそが子どもの教育と親の認識育成に、

有効であろうと考えるからだ。

 

だが、その時の陳情書には採択に賛成をした。

これは、佐久穂中学校PTAの総会で承認された・・・

という説得力がその大きな要因となっている。

どういう形であるにせよ、

佐久穂中学校の保護者の多数の総意であるのは明白だ。

佐久穂小学校PTAとも連帯していればもっとよかったのに

・・・とは思うが。

 

さて、今回の、

健康保険証の存続に関する意見書の提出を求める陳情書

だが・・・。

私個人的には、陳情趣旨の説得力が乏しく感じる。

紙の健康保険証の存続について、

どの理由を見ても、紙でなければならないとは思えなかった。

またアンケート調査を事例にあげているが、

そのアンケート調査もその取り扱い方と解釈を見るに、

説得力にかけているように思われた。

 

もしこれが、高齢者などを意識した、

移行期間の延長だったら

採択に手を挙げていたかもしれない。

また、医療機関を始めとする現場が、

新システムを導入するに当たって面倒な事が多い・・・

などと素直な不満を漏らしているなら、

もしかしたら採択に手を挙げていたかもしれない。

 

人を説得するには、

エトス・ロゴス・パトスが必要だと、

紀元前4世紀ごろの哲学者が言っているが、

今回の陳情主旨には、

パトス以外は感じられなかった。

いや、私個人はパトスすら感じなかったのかもしれない。

 

ちなみに、

エトスは信頼度、ロゴスは理論性、パトスは情熱力

だと思ってもらえるといいだろう。

 

さて、9月定例会も閉会となり、

今後しばらくは、

議会だよりの作成に注力することになるか。

 

本日、9月定例会採決閉会

 

 

 

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