令和2年度に全佐久PTA連合会の顧問をつとめて、
今井英昭会長のもと、
原山長野県教育長と長野県議会に、
小諸養護学校の環境整備についての陳情を行った。
その当時は、長野県議会で継続審査ということになったが、
最近少しその状況に変化が生じたという。
長野県の令和3年度の補正予算で、
小諸養護学校の教室が9つ増設されることになった。
陳情が効果があったかどうかは不明だが、
それでもそういった行動がきっかけにはなっている気がする。
こういった活動をPTAとして起こした、
今井英昭さんには敬意を表する。
ちなみ今井さんは立科町議会議員だ。
さらに、佐久広域連合議会の12月定例会の際に、
佐久市長でもある柳田清二連合会長が、
小諸養護学校の環境改善を図る方針を表明されたそうだ。
あくまでも目立つ一例にすぎないかもしれないが、
私達ふつうの人の思いが、
身近なところで政治を動かすことができるのだ。
そりゃ、個人が思っていることすべてが、
世の中思い通りになるわけではない。
しかし、みんなが思っていることは、
思っていると口に出せることこそ重要なのだ。
政治が我々の生活の延長にあるかどうか?
それを根本から支えているのが、
思っていることを口に出す事ができるかどうか・・・
ということなのだと思う。
私は思う。
政治は、国民住民に色々と言える環境を整え、
一方、我々国民住民は相手を思いやるモラルを・・・
そうでなければ最低限のマナーを持った発言をする。
お互いがそう自分を律しながら寄り添えば、
見えてくる未来はそれほど暗いものではないのではないか。
政治の側にも国民住民の側にも、
それぞれがそれぞれの責任をもっているということ。
それが民主主義の大前提なのだと思う。
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