1月12日にどんど焼きを実施。
東日本台風による災害で、
佐久穂町川久保地区の抜井川沿いがさらわれてしまってから、
ずっとそこで行ってきたどんど焼きが中止になっていた。
それを今年は復活させるに至ったわけだ。
場所は私の家の近所でかつ隣の地区である、
かさなり地区の実施場所のとなりの田んぼ。
時間はズレたとはいえ、
同じ12日に両地区がどんど焼きを行った。
それでも、まぁまぁの人が集まって、
正月の門松などを燃やし、
残りの火で子どもたちはマシュマロを温めて食べていた。
本来はお餅を焼いて食べる。
お餅を焼く準備をしてきた人もいたが、
キャンプやバーベキューでマシュマロを焼く・・・
という活動が市民権を得てきたことで、
どんど焼きでも手軽に子どもたちが楽しめる行為になった。
どんど焼きも、
子どもの減少や高齢者の増加により、
地区として、行事を維持しづらくなってきている。
燃やすための櫓にいれる餡である正月の物品も、
純粋に燃える素材だけでできていればいいが、
金属が小さく使用されていたり、
プラスチックは燃えるとはいえ、
現実的にお借りしている田んぼで燃やすのもはばかられる。
存続できる要素のほうが少ないのが現状だ。
こういった状況の中で、
地域の行事というか、伝統的行事というか・・・
そういうことをやめてしまうことは実は簡単だ。
しかしながらやめてしまうことによる損失は、
それが検証されて必要性が認められたときには、
いわゆる時すでに遅し・・・
ということになってしまっている。
私はどちらかというと伝統を重視するタイプではない。
しかしながら古の行為というのは何らかの意味を持っているのも知っている。
でなければ、そんなに長い時間、期間、継続されるわけがない。
そこをしっかりと確認しなければ、
今の時代にあったものへと変化させようにも、
またやめてしまうにしても、
後世のそしりをまのがれないものとなるだろう。
本日、広報特別委員会活動
コメント