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町村議会のあり方に関する研究会と西部の妄想!

5月7日13:00から松本キッセイ文化ホールで

第4回町村議会改革シンポジウムin長野に参加してきた。

基本的なテーマは町村議会議員のなり手不足について。

第1部は事例発表が行われた。

 

山梨学院大学大学院研究科長の江藤俊昭氏が、

現状について説明してくれた。

内容は多岐に及んだが、一番興味があったのは、

総務省管轄内の

町村議会のあり方に関する研究会報告書の概要

そのひとつ、持続可能な議会の実現。

その中に

原稿議会のあり方を維持できることを前提に、「集中専門型」と「多数参画型」という新しい2つの議会のあり方を条例で自由に選択可能とする。(小規模市町村においては、①現行議会②集中専門型③多数参画型の3つの選択肢を持つことになる)

というもの。

 

以前にもこのブログに書いてきたことがあったが、

私は、

多数・低報酬・短時間・夜間休日議会・行政チェック機能主軸

つまり総務省の言うところの多数参画型と、

少数・高報酬・長時間・昼間議会・政策提案機能主軸

つまり集中専門型の、

どちらかに寄せるべきだと考えている。

しかも、個人的には・・・あくまでも現時点では

集中専門型であるべきだと考えている。

 

あくまでもこれから書くことは私の妄想。

佐久穂町の場合、

町議会議員の定数は7名、報酬は40歳代の平均収入ほど。

議会の会期は通年にして、

ほぼ常時・・・週4日程度は、本会議、全員協議会、委員会、

行事の来賓や住民への情報提供などを行う。

特別委員会は複数あってもいいが、

基本的に常任委員会は議員全員であたる。

そういった意味では、全員協議会ひとつだけで足りるかもしれない。

 

さらに議会サポーター制度を取り入れて、

サポータ―から多くの意見を吸い上げるような懇親会を行う。

議会サポーター内にはそれぞれの部会をつくる。

部会は行政の担当課にリンクするものと、

広報など町議会の活動に関わるものについてをたてる。

それぞれの部会に、町議会議員1人から2人を当てる。

 

これらのサポーター制度によって、

多数参画型の良さを多少でも取り入れることができるのではないか。

と同時に、議会議員に対する監視役にもなりうるし、

議員のなり手不足解消の一助になるのではないか・・・。

 

と、ここまでは妄想も含めて、今後の町村議会のあり方について。

ただ、ここまできて大きな問題にぶち当たる。

そう!

それは選挙制度!

選挙に落選すれば「ただのひと」どころか無職!

4年経つと常にその人生の不安と戦わなければならない。

これは大きな問題だ。

この1点だけで、私の妄想は打ち砕かれる。

それだけの破壊力がある・・・。

 

そんなことを考えると、

多数参画型のほうが現実的なのかもしれない・・・

と、揺れる思い・・・。

 

議会改革特別委員会まであと15日

 

 

 

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